BENOCK PUTTER

フィッティングについて

プレイヤーの癖を科学的に解明することをポイントと考え、2台のカメラと解析ソフトを駆使し、丁寧なフィッティングを行うことから始めます。
緻密なフィッティングデータに基づき、独自のバランスアングル理論や撮影映像、フィッティングアドバイザーの目視、プレイヤーからのヒアリングといったプロセスを経て、理想のパターを導き出します。

ベノックのバランスアングル理論とは
プレイヤーのイメージするストロークと、パターの持っている設計上の運動機能がぴったり合えば、スムーズなストロークが可能である、という考え方です。
フィッティングでは、バランス角、ライ角、ヘッド重量、シャフト重量、グリップ重量、構えやすいヘッド形状、ロフト、重心高さ、重心深さのデータを取ります。

バランスアングルの発見

フィッティング時、最初に重心角を決めます。
お好みのヘッドで数回ストロークし、後方と前方から平均的なストロークを撮影します。
バックスイングの軌道を確認しながら、後ろに引きやすく、切り替え時にぶれが最も少ない重心角を見つけ出します。

プレイヤーのあらゆる癖のチェック

アドレスの取り方をはじめグリップの手の位置、ヘッドのトゥがアップ気味なのか...
もしくはハンドファースト気味に打つのか...など、プレイヤーのあらゆる癖を細やかに分析します。

正確な方向性を得るためのチェック

重心角がわかったら、次はパター全体の長さとヘッドの重量を決め、ボールを打つ瞬間のライ角を、重量2g単位で計測します。
ヘッドの形状は好きなものを自由に選んでいただけます。

距離感をつかむためのチェック

アドレスに入った際の全面からの映像を分析し、ロフト角を確認します。
それと同時に打点の高さも計測します。

デザインの決定

点の高さや好みに合わせて、ネック形状などを選びます。
これらの点を考慮して、FITTING 3で選んだヘッドの形状を変更することも可能です。
また、ヘッドカラー、ヘッドデザイン、ラインのカラーといった外装もあわせて決定します。